日常英会話で絶対に使用する9の英単語
みなさんの想像するイギリス英語のイメージとは何ですか?
おそらく貴族階級のクィーンズイングリッシュだとか、BBCニュースのアナウンサー達が喋るような洗練された英語のイメージなどではないでしょうか。
でも、実際に生活をしていく上では、これらの英語を聞く方が稀です。
ましてやクィーンズイングリッシュに至っては、英国民約2%のごく限られた階層のみで使用する英語なので、日常生活で聞くことはほぼありません。
またBBC英語に関しては、ニュース特有な言い回しなどもある為、こちらも日常会話とは少しかけ離れた英語になります。
という事で今回は、試験には出てこない日常生活で頻繁に使用されるイギリス英単語に触れてみたいと思います。
Fancy
日本語では「ファンシー・ショップ」など形容詞としてよく使用しますが、イギリス英語では動詞としてよく使用します。
例えば、誰かをデートに誘いたい時は
「Do you fancy a drink this evening?」
となります。
「Would you like~?」も使用しますが、どちらかと言うと堅苦しい響きになるので、デート、親友、また家族などにも「Fancy」を使用することによって、より親しみをこめた表現にすることが出来ます。
また誰かに好意を抱いているという意味でも使用します。
「He fancies you! 」彼はあなたの事が好きだよ!
「Like」よりは好意を持っているけれども「 Love」ほどではない、と言うときに使用します。
Mate
まさに「友達」と言う意味で、男性同士の会話では非常によく使用する単語です。
女性でも男性に向けて使用する場合がありますが、どちらかと言うと男性が使用するイメージの強い単語になります。
「Alright mate, how you doing?」よ~、元気かい?
これはイギリス人男性の代表的な挨拶として大変よく使用されるフレーズです。
使用する際の注意点ですが、お互いに顔を知っている相手に対して使うこと、また目上の人や上司には使用を避けた方がいいでしょう。
Pint
パイントとはイギリスにおける体積の単位で、1パイントは約568ミリになります。
しかし日常的に使うパイントの意味は、パブで飲むビールの事になります。
「Do you want to go for a pint after work?」 会社帰りに一杯飲みに行かないか?
実際にパブという言葉は使っていませんが、パイントがパブを指す名詞の役割を果たしています。
パブで飲み物を注文する際の注意点ですが、ソフトドリンクなどもパイントグラスを使用しているパブが多いので、小さめのグラスでオーダーしたい場合には、必ず「ハーフパイント」と付け加えるようにしましょう。
Fag
イギリスでは「タバコ」という意味のスラングになります。
男女問わず大変よく使用する単語なので、気軽に使えるスラングです。
「She's gone outside for a quick fag.」彼女はタバコを吸うために外へ出てるよ。
ただアメリカ英語だと「同性愛者」という差別用語になりますので、アメリカでの使用は避けた方がいいでしょう。
Hoover
これは掃除機という意味で、名詞や動詞として使います。
本来は「Vacuum cleaner」が正式名称ですが、フーバーというメーカーの掃除機が有名になったことから、フーバーのブランド名の方が使用されるようになったそうです。
「The carpet is dirty. When was the last time you hoovered?」カーペットが汚いけど、いつ掃除機かけたの?
「I need to buy a new hoover.」新しい掃除機が必要だ。
Wicked
意味としては、cool, great, excellentと同じような意味で使われ、若者のみが使用する言葉です。
「Look at that jacket. It's wicked! I'm going to buy it」あのジャケットかっこいい!私も買おう!
Rubbish
本来は「ごみ」という単語ですが、質が悪いや嘘と言う名詞でよく使用されます。
「I don't like Green Day. I think their music is rubbish!」グリーンデイは嫌いだ。彼らの音楽はサイテーだよ。
「Did you read that artile in the newspaper? What a load of rubbish! I don't believe it」あのニュース記事読んだ?全くのデタラメばかりで信じられないよ。
動詞で使う場合は批判するというような意味になります。
「I don't want to rubbish your plan, but I don't think it will work」あなたの計画を批判するつもりはないけど、やはり上手く行かないと思います。
Reckon
この単語はイギリスで非常によく使用される単語で、think と同じように使用します。
「I reckon it will rain tomorrow」明日は雨が降ると思うよ。
Quid
こちらの単語も非常によく使うスラングで、ポンド(お金)という意味になります。
アメリカではドルのことを「buck」と言いますが、それと全く同じ使い方をします。
5 pounds = 5 quid 5ポンド
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪